近畿レインズによる市況トレンド 2023 年 1~3 月期の近畿圏市場

23 年 1~3 月期は、中古戸建・土地取引が増加に転じる一方、マンション取引は減少が続き、回復に遅れがみられます。これは、マンション価格が急上昇したことによる反動と思われます。依然として平均価格の上昇は続いているが売り物件の増加が顕著であり、 買取再販物件等の価格設定に対する購入需要の反応を注視する必要性が高まっております。

1.中古マンション市場の動き

  • 成約件数は 4,235 件(前年同期比マイナス 4.5%)と 2 期連続で減少し、新規登録(売り出し)件数 は 15,548 件(前年同期比プラス 13.5%)となりました。12 地域中 9 地域が前年比で減少。
  • 成約価格は 2,755 万円(前年同期比プラス 5.0%)と 11 期連続で上昇し、新規登録価格は 2,773 万円(前年同期比プラス 7.3%)となりました。12 地域中 11 地域が前年比で上昇。

2.中古戸建住宅市場の動き

  • 成約件数は 2,480 件(前年同期比プラス 1.6%)と 5 期ぶりに増加し、新規登録(売り出し)件数 は 9,892 件(前年同期比プラス 27.3%)となりました。12 地域中 6 地域が前年比で増加。
  • 成約価格は 2,385 万円(前年同期比プラス 8.2%)と 10 期連続で上昇し、新規登録価格は 2,736 万円(前年同期比プラス 3.3%)となりました。12 地域中すべての地域が前年比で上昇。

3.土地市場の動き

  • 成約件数は 1,567 件(前年同期比プラス 9.0%)と 7 期ぶりに増加し、新規登録(売り出し)件数 は 8,210 件(前年同期比プラス 25.2%)となりました。12 地域中 8 地域が前年比で増加。
  • 成約価格は 2,236 万円(前年同期比プラス 5.8%)と 11 期連続で上昇し、新規登録価格は 2,426 万円と(前年同期比プラス 1.1%)となりました。12 地域中 10 地域が前年比で上昇。

4.近畿圏市場の方向

  • 23 年 1~3 月期の中古マンションは件数減・価格上昇、戸建は件数増・価格上昇の局面に。当面、個人の融資環境は維持されるが、買取再販価格等への需要側の追随可能性を注視する必要がございます。

近畿圏市場の今後

成長率は 1%前後で推移し、民間消費や設備投資など内需をけん引役として堅調な推移を見込んでおります。足元で顕著な物価上昇も 24 年にかけて次第に落ち着くと予想されております。短期国債のマイナス金利の修正やその先のゼロ金利解除といった大幅な政策変更がない限り、個人に対する現状の融資環境は維持されると見込まれますが、物価上昇が落ち着くのと比例して価格も落ち着く傾向にございます。

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最後までお読みいただき有難うございました。

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