コロナと不動産

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ご自宅におられる時間が増えたことから、不動産のご売却に関するお問合せを多数頂戴しております。今回はウッドショックの影響を掲載させていただこうと思います。

●ウッドショックとは 世界中で短期間で急激に木材が不足し価格の高騰が起きる事です。世界の木材はアメリカに集まる傾向があります。日本の木材自給率は約37%で、ほとんどを輸入に頼っており、アメリがが輸出規制してるので材木が足らず高騰しております。 関西の年間50件以上建築する会社にアンケートを取ると、約7割が影響を受けてるそうです。 影響を受けてる各社は、今後着工の見通しが立っていない会社がほとんどだそうです。

●完成済新築一戸建てや中古物件を販売するチャンスが来る可能性

①現状住宅検討を始めていないお客様はウッドショックについて知らない。 (ニュースなどで大々的に取り上げられていない)

②ニュースなどで取り上げられはじめ、これから建てる新築が手に入らない旨理解し始める。

③緊急事態宣言延長もあり、リモートワークの継続。 →先期発生した賃貸アパートに住んでいる人たちの戸建需要発生(需要の先食い) →住宅ローン控除13年施策の締め切りが年末にある。(中古住宅は令和3年11月中に契約、令和4年12月中に入居が条件です)

④住宅会社に問い合わせて売建会社に問い合わせても、建築時期がいつになるか分からない かつ、木材高騰しているので建築費用が上がる旨理解。

⑤既に立っている建売住宅や中古住宅は取得タイミング、値ごろ感含めメリットが高いと理解

⑥完成済物件や中古戸建の購入者が増える。

上記はあくまで可能性ですが、十分考えられます。2021年、コロナの影響で販売物件が増えると予想してたのですが、逆に減少してます。実際、中古戸建やマンションの価格は多少ですが昨年に比べ値上がりしておりますので、今後ウッドショックの影響で更に需要が伸びると思います。

弊社は相続専門税理士と提携しており、相続対策のご提案をさせていただくことも可能です。ご売却についてご不明な点がございましたらお気軽にご相談くださいませ。 最後までお読みいただき有難うございました。

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