相続財産に占める不動産の割合が大きいと、遺産分割の際に揉める可能性が高くなります。そんな相続対策で有効なのは「遺言」と言われております。しかし、いざ作成しようとしても、身構えてしまったり、何から始めていいのか分からなかったりとなかなか実行に移せない方も多いのではないでしょうか。
そもそも遺言ですが、誰のために作成するのでしょうか?もちろん自分の財産をどのように引き継ぐかという点では自分自身のためとも言えるでしょうが、スムーズな相続、トラブ防止という点では遺された家族のためでもあります。相続が発生すると手続きがたくさんあります。役所や金融機関はイメージできるかもしれませんが、親友や友人知人など誰に連絡をしたらいいのか、故人にはどれだけの財産があるのかなど、それまで気にしたこともなかったことを一から調べて動く必要がございます。そういったことを調べる必要が無くなるだけでもご家族の負担が非常に軽くなるものです。
最近増えてるのが、エンディングノートです。これを書くことによって、「遺言」の予行演習にもなります。また、今までの人生を振り返ることができ、改めて目標を再発見できるメリットもあるそうです。コロナ禍でご自宅におられる時間も増えたこの時期に一度書いてみられてはいかがでしょうか?弊社では不動産の相続の仕方や売却のタイミングなどのご質問を承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
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